半日つぶれるので休みを取って慣行。
森の中に訓練用のコースが造られていた。1990年ぐらいからこの訓練導入されたらしい。雪道での事故死が減ったとか。効果ありですね。一回やっとくとおちついて対応できていいのかも。コースは4つ。
1、乾いた路面で急ブレーキの効果を確認
2、鉄板を敷いた路面に、油を混ぜた水を撒いた滑りやすい路面で急ブレーキ。
3、車輪の片側だけ滑面、もう片方は乾いた路面。ここで急ブレーキを踏むと乾いた方に車が歪んで進むのを体験。
4、滑面道路で急ブレーキ、その後ハンドルを切って障害物をよける
5、カーブの滑面道路で急ブレーキ、あとハンドブレーキをひいて後輪がロックした状態で滑る車をいかにあやつれるか。
すべて時速25−40キロ程度の低速でやった。なかなかたのしかったわ〜。とくに最後のやつが。今日の教官はなかなか教えるのが上手で、ほめて伸ばすタイプ。ほめられてやる気の出るタイプの私にはぴったりです。
「今のとこ上手にでけてたよ」
「いやいや、先生の教えるのんがうまいからでっせ!」
てなもんですよ。
そしてその後、ドキドキの学科試験。前日までのネットでの練習で100%解答できてなくて不安。教習所のパソコンに入っているテストでも文章問題でわからないのとか、とっさに英語で「ビール一本飲んだらアルコールが何グラム摂取されて、体重10キロあたり分解できるアルコールは1時間につき1グラム、さてあなたが体重何キロの場合何時間後に運転できるでしょうか!?」と聞かれて、これ日本語だったら落ち着いてささっと計算できるけど横文字の間に数字が並んで、しかも10秒以内に答えろと言われたらひ〜っとなるわ。
落ちたら追試代払うのめっちゃいややわ〜と思いつつ。試験場まで教習車にのっけてもらって、受付のおばちゃんに冷たく「はい、じゃあ2番の部屋でねっ」と言われて個室へ。おお!画面をクリックじゃなくて3つあるボタンを押せばいいのか。は〜よかった。家でネットで練習してたとき、時々正解を出しても正解と認識されずそれで不合格になっていてめっちゃ不安だったので。メカニカルなボタンなら大丈夫ね。
練習問題でボタンを押す練習もさせてくれるのです。3回までね。
そして本番。どっきどきしながら挑んだけど結果オーライ。無事合格できた〜。あ〜ほっとした。冷たかったおばちゃんも
「No, meni hyvin」
と言ってくれた。
本日の滑面訓練料金32ユーロ。学科試験代81ユーロなり。